弊社のOEMサポート業務では、
お客様と共にどこにもない新商品の開発を行っています。
今回は工場に試作依頼していたサンプルが出来上がったので、
バッグ工場を訪問しました。
「事件は、現場で起こっているんだ。会議室ではない!」
by踊る大捜査線、ということで、
弊社は3現主義をとても大切にしています。
三現主義とは、現場・現物・現実のことですが、
弊社は電話やメールで工場と十分に連絡を取ると同時に、
各生産工程が行われている工場「現場」を訪問し、
生産指導している「現場」の技術者、
実際に手を動かしている生産ラインの工員さんと共に、
生産設備を稼働させながら、
商品規格書と「現物」のサンプルを照らし合わせつつ、
商品が「現実」に直面している課題について、
工場のトップと話し合います。
今回訪問した広東省の会社は従業員数300人の鞄工場で、
イギリス向け生産が98%です。
弊社との決済条件は弊社が日本市場で製品を販売完了後に
商品代金を後払いできるという、
大変親密な関係の工場です。
弊社ではパートナーである仕入先工場の利益を
お客様へのサービスと同等に大切に考えている為、
多くの中国工場と深い関係を築くことに成功しています。
今回の訪問では
この工場がイギリスの大手ブランド向けに販売している主力商品、
使用している原材料、生産設備、工員の技術レベルを確認させて頂き、
弊社がお客様と進めているOEM業務以外にも、
この工場の新製品をいかに今後日本市場に広めていくか
工場の社長、社長夫人と議論することができ、
とても実りの多い商談になりました。
写真は工場現場の縫製ラインです。